世間じゃ篤姫すごい人気だって騒いでたけど、
私はずっとみてなかったんだよね。
期待してなかったから。
だけど、ほんとに最後の方で何回か見て、
”見ないで損した” と思ったね。
宮崎あおい、はまり役だったね。しかし。
彼女はフィリピン人と日本人のハーフだそうだけど、
言われてみれば鼻のあたりにフィリピン人の雰囲気が。
それなのにあの和服の似合うこと。素晴らしい。
そしてあの目力、存在感。
とても22歳とは思えないね。
他の大女優にも何のひけも取ってない。
続きの記事にもあるけれど、
自分の魅力を出し、共演者の魅力も引き出す。
それが彼女の力だね。
14日夜に放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」(宮崎あおい主演、全50回)の最終回の平均視聴率が28.7%(関東地区、以下同)をマークしたことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。自己最高の29.2%(第48回)には惜しくも届かなかったが、初回から最終回まで一度も20%台を割ることなく、“篤姫現象”を巻き起こした。その人気の秘密を探ると−。
「篤姫」の初回から最終回までの期間平均視聴率は24.5%。同じく“女性大河”といわれた平成18年の「功名が辻」(仲間由紀恵主演、同20.9%)を大きく上回り、8年の「秀吉」(竹中直人主演、同30.5%)以来の高さとなった。
「篤姫」の初回は20.3%。前年の「風林火山」(21.0%)は下回ったものの、以後は4回連続で上がり続け(第5回は24.0%)、“篤姫現象”として話題となった。その話題がさらに世間の関心を集めることで、初回以来一度も20%台を割ることなく、篤姫人気は一気に上昇気流に乗った。
以降も、第9回=25.3%▽第24回=25.7%▽第27回=26.0%▽第32回=26.4%(五輪中継の裏)▽第33、36回=27.7%▽第40回=28.1%▽第48回=29.2%−と、10度以上にわたって自己最高を更新する驚異的な力をみせた。
「篤姫」がこれほどの人気を得た理由の第1は「若々しさと明るさ」だろう。ヒロインを演じた宮崎あおいは放送開始時に22歳1カ月と歴代最年少の大河主役。すでに18年度上期のNHK連続テレビ小説「純情きらり」(期間平均19.4%)でヒロインを務め、凛として明るいキャラクターの魅力と演技力には定評があった。個性派女優というべき宮崎が、多彩な共演者たちに互し、相手を輝かせて自身も輝くという大河主役の本道を走りきった。
第2は、その共演者たちの魅力。なかでも松坂慶子(幾島)と堺雅人(夫の徳川家定)の登場回は確実に視聴率が上向いた。長塚京三と樋口可南子(父母)、高橋英樹(養父の島津斉彬)、瑛太(幼なじみで後の小松帯刀)、稲森いずみ(滝山)なども光り、長丁場の大河を要所要所で引き締めた。
第3に、本紙8月18日付の本紙記事でドラマ評論家の小泉すみれさんがいみじくも看破した「ディズニープリンセス大河」のドラマ構造が、若い女性視聴者を呼び込み、つなぎ止めたようだ。小泉さんの談話を再掲すると、「主人公は愛情に満ちあふれた中で育った賢い女の子で、王子様(家定)は暗愚なふりをしているが実はすてき。描き方がすごく親しみやすい。もめ事の多い大奥でありながら、周囲の動きもコミカルでに描かれ、見ている人に分かりやすい」。
そう考えると、幾島らの共演者たちも、なにやらディズニーアニメのキャラクターに見えてくるから愉快だ。実際、幾島の初登場と再登場シーンには雷鳴が轟いていたから、演出側も、意図的にアニメタッチをねらったのかもしれない。毎回の劇中音楽も、時代劇らしくない曲調となっていた。
脚本(田渕久美子)も実に平易だった。前年の「風林火山」(期間平均18.7%)のせりふ回しの難しさ、人物関係の複雑さに比べると、けた違いの分かりやすさ。薩摩時代も、大奥に入ってからも、基調は「家族・親子・夫婦の絆」であり、それを前面に出した文字通りのホームドラマだったことが、成功の要因だろう。(山根聡)
宮崎あおい

